
こんにちは、さとはかです。
転職するときには、転職サイトを使って自分で転職活動していったり、転職エージェントを使う方法がありますよね。
ぶっちゃけ、転職エージェントってとっつきにくイメージがありませんか? 使うかどうか迷う方も多いと思います。
私は、転職経験3回で、今は4社目の職場になります。求人サイトで自分で転職したのが1回、転職エージェントに依頼したのが2回です。
また、今は管理職で採用面接もしていますので、採用する側の見解も話していければと思います。
それをふまえて、転職ツールをうまく使って採用率を上げていく方法を解説していきます。
直接応募と転職エージェント、それぞれのメリット・デメリット

どちらにも大きなメリットとデメリットがありますので、まずはそれを理解しましょう。
直接応募(転職サイトも含む)
メリット
- 気軽に応募ができる
- 採用のハードルが低い
デメリット
- 面接対策を自分で考えなくてはいけない
- 情報は自分で集めなければならない
- 客観的に自分の市場を見極められない
転職エージェント
メリット
- 面接対策が無料
- 面接までの面倒な手続きをやらなくていい
- 今の自分の価値を知ることができる
デメリット
- 採用のハードルが上がる
- エージェントの本質は営業マン
- 面談などで出向かないといけない
- 担当の当たりはずれがある
面接や書類関係が不安ならエージェント
エントリーシートや履歴書、職務経歴書、面接などに自信がない場合は、エージェントに指導してもらいましょう。
個人の能力を客観的に分析してくれるので、自分の強みや弱みを知ることができます。それに合わせて、見合った企業を紹介してくれます。
とにかく、転職のプロなので、ノウハウを良く知っているので、転職の成功率が格段に上がります。
転職経験がないのなら、ぜひエージェントを使ってみましょう。
エージェントの本質は営業マンであることに注意
エージェントを使うにあたっては、気を付けなければならないことがあります。
転職に親身になってくれるエージェントも営業マンであるということです。
人材紹介は、企業に人材を紹介することで、採用企業から高額の紹介手数料の支払いを受けます。
紹介料が売上なので、売上を上げるために、確実に採用されるようにしないと商売にならないわけです。
ですから、エージェントも採用されそうな企業に誘導してくることもあります。ホントは自分のいきたかった企業じゃなかったとしても、後から気づいても遅いのです。
エージェントにいいように誘導されないように、自分の転職先を見極めましょう。
エージェントには当たりはずれが大きい
いいエージェントに巡り合えればいいのですが、いくら大手を使っても当たりはずれはあります。
ちなみに、私が使ったのは、外資の人材紹介(名前は忘れました)とリクルートエージェントを使ったことがあります。
外資のエージェントは、親身な感じではなく、営業マン丸出しな感じでした。
なんとか採用されやすい業界に誘導してきました。離職率が高い業界とかですね。
こんなエージェントなら即違う会社にすべきですね。人材紹介って、体のいい人身売買といわれるくらいですから、エージェントに騙されないようにしましょう。
リクルートエージェントの方は当たりでした。
まず、エージェントとの面談をして、どんな条件で仕事を探しているのか、自分のスキルの棚卸、能力の分析等をおこないます。
それをもとに企業を探してくれて、面接対策もしてくれます。もちろん無料です。
面接対策は、自分の弱点を容赦なく指摘されるのでちょっときつかったんですが、自分自身を知るいい機会になりました。
あとは、エージェントがピックアップした企業をネットシステム上で見ることができて、詳細の確認や申し込みができたので便利でした。
今の会社に巡り合えたのは、リクルートエージェントのおかげです。
今、かなり充実しているので、転職がうまくいった感じですね。
採用企業側は、いい人材がほしいが採用コストにもシビア
採用企業側は、できることなら採用コストは抑えたいので、直接応募でいい人材が来てほしいと思っているところが多いでしょう。
エージェントを使った応募がハードルが上がるということは、ここにあります。
紹介手数料は、採用後の想定年収の約30%くらいを紹介会社に支払わなければなりません。
年収500万なら150万ですね。けっこうな額でしょう?
もちろん、業界や企業によってパーセンテージは変わりますが、大きい金額には間違いありません。
なので、同じような人材であれば、採用コストのかからない方を選んでしまうでしょう。
また、競合がいなくても紹介料に見合った人材かを値踏みされます。
また、紹介会社からの紹介が必ずしもいい人材ではなくて、むしろ直接応募の方がいい人材が来る確率が高いので、紹介会社を敬遠するところもあります。
直接応募のハードルが下がるというのはこういう事情があるためです。
転職先が明確に決まっている場合は、直接応募すると採用されやすいかもしれません。
メリット・デメリットを理解し使い分けるのが一番

転職ツールはいろいろありますが、使えるものは全部使った方がいいです。
エージェントで面接力をあげて、直接応募でもがんがん挑戦していくことで、格段に採用確率が上がります。
エージェントの紹介先で全く採用されないなら、直接応募にしぼるのもいいですね。
ちなみに、紹介会社でも面接対策がないところは絶対にやめましょう。メリットが全くありません。不採用の山を築くだけです。
採用企業にも大きなコストがかかっていることを理解しましょう。
また、いくらエージェントが優秀でも面接を受けるのは自分なので、しっかり自分を磨いていきましょう。
転職前に、今の会社で実績を積み上げておいたほうが、いい企業に採用されやすいと思いますので、今からでも何かに取り組むといいでしょう。
転職は自分の人生に大きな影響を与えるので、努力して自分が望む企業に就職しましょう。
いい職場なら、きっと人生が豊かになるはずです。
以上、さとはかでした。